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不妊治療に鍼灸を取り入れるということ

折尾に治療院をオープンしてから7年近くになる。

 

たまたま歩いて3分のところに超有名な不妊治療のクリニックがあることからそちらに通院されている患者さんが来院されることもよくある。

 

そもそも、現代の科学の最先端を突っ走るクリニックの治療と2500年の歴史を持つ東洋医学がどう結びつくのか根拠なんてものは存在していないと思う。

先日のマタニティケアの講座の中でもエビデンスの話があったが、この関係を科学的に効果があると証明することは難しいし、まだそれだけのデータも無いという話だった。

 

では、どうしてこんなに不妊治療専門鍼灸院などと全国にいっぱいできているのか。

私自身も科学的根拠があって欲しい思いながらもそれが言えず、でも手応えはあるというくらいしか言えない。

 

結婚すれば子供はできるものとおばあちゃん世代の方達はそう思っている。

だから若い二人にまだなの・・どうして・・なんて悪気はなく口にしているのだと思う。

私もその一人で娘に孫が欲しいと叫んでいるけれど本人たちはまだだと決めているようで。

そんな話をしながらも、できると思っていても今はできない人が多いから病院で一度検査は早めに受けなさいと話す。

娘を客観的に見ても超健康体のような感じでも、いつもバタバタして感情も波がある。浮腫みがあるのでおそらく流れは悪いと思う。基礎体温ガタガタの型かな・・と推測できるのですぐには赤ちゃんできないタイプの一人だと思う。

身内だし、婿殿もいるから一番言いにくい・・(と言いつつネットで拡散している笑)

本人達がヘルプという日を待とうと思う。

 

東洋医学は問診や顔色、舌の状態、脈、お腹の状態、歩き方や立ち姿など全身の情報からその患者さんの状態を判断する。

話をしている時の表情や声の勢い、体臭まで判断材料にすることがある。

これも2500年の間の臨床での経験に基づくものだろうから現代の科学的根拠云々よりも確信に近いものがあるのかもしれないと私は思う。

 

話は元に戻るがさて実際に鍼灸治療を取り入れていくかどうかということ。

 

先日、不妊治療歴が長い方が来院された。

お話をしていると基礎体温の低温期が長いということだった。

 

先生の中には基礎体温を全く使わない先生も多い。

それは西洋医学の先生も、東洋医学の先生も。

血液や尿からのデータで判断するからだろう。

東洋医学では基礎体温を毎朝計測するストレスも弊害になっているという考えからだろうか。

 

私の考えは少し違う。

初めてお会いする方の情報だからできるなら基礎体温表は見てみたい。

 

低温期が長い場合は私は気虚や血虚を考える。

気と水と血の三角形のバランスが整っている時がまあ健康な状態だが、

そのうち二つも虚している状態。

体温計で0.3度とか0.4度の上がり方でもこの方のようにダラダラと低温期が長いと排卵も遅れるしその体温の上がり方も力がないのでそちらもダラダラになる。

赤ちゃんを迎えるためのベッド作りが遅れてしまうということである。

身体が虚しているということは例えて言えば穴が空いていると考えるといい。

その穴を鍼やお灸を使い平らにしてバランスのよい三角形に戻すための治療をする。

 

できれば週に1回の鍼灸治療。よもぎ蒸しもある。

家では食事の見直し、睡眠時間、冷やさない環境作り、ウォーキング、セルフお灸、たくさんある。

何十年もかかって作り上げた体質。

そう簡単に変わるはずはないと思ってじっくりと取り組むことも大事だと思う。

しかし時間は限られている。

あれっと思ったら一日でも早く取り掛かって欲しい。

女の一生。子宮の環境を整えることはどのステージでも大切なことだと思うから。

 

 

 

 

湧泉(腎経)へのお灸。このお灸は棒灸と言って皮膚にかざして使用します。

冷え、浮腫み、生殖関係の治療に。

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